今日は第一回目の調停だった。

朝、子どもたちに「ちょっとお出かけしてくる」とだけ言った。

「どこ行くの?」と次男が聞いてきた。「ちょっとね」とだけ返した。

本当のことは言えなかった。パパのこと、これからのこと、全部。まだ言えない。

調停室は思っていたより小さかった。向かいの席にはいない。別々の部屋から交互に呼ばれる仕組みになっている。それでもどこかで同じ建物にいると思うと、心臓がずっとざわついていた。

調停委員の方は丁寧だった。でも「お子さんのためにも話し合いを」という言葉が引っかかった。

子どものため、って何だろう。

帰り道、コンビニでアイスを買って帰った。子どもたちが喜んで、それだけで泣きそうになった。普通の顔をするのが精一杯だった。